ゲノム編集技術(遺伝情報を変える技術)で生まれる食品があります。
日本では、肉厚で”マッチョなマダイ” ”たくさん収穫できるコメ” ”血圧の上昇を抑える物質を豊富に含むように改変されたトマト”などが研究されています。
なんと!表示義務がない!!
7月の厚生労働省の調査会では、特定の遺伝子を取り除くだけの場合は遺伝子組み換え食品の規制対象にはならないという結論を了承した。つまり、日本では表示義務はない、ということになりました。
厚労省の専門会議では、「ゲノム編集食品のうち、外部からの遺伝子が取り込まれないものは、安全性審査必要なし」としました。特定の遺伝子を除去したものはOK!という見解です。
“表示義務無し“の中で、消費者側では対策のしようがありません。
海外では、
アメリカは特に規制がない。
EUでは遺伝子組み換え食品と同様の規制をしていくとのこと。
今後起こりうること
・アレルギーの出ない卵
・マッチョな動物
・変色しないマッシュルーム
・栄養価の高いトマト
・肉付きの良いマダイ
これらは食料難の人類にとって夢の技術だとも言えます。
一方、以下のような警告もされています。
まだまだ、全ての仕組みが理解されているわけではない遺伝子操作。本当に体に害はないでしょうか?
遅延性の被害?
一件、病気に強くなった様に見える牛の肉は、人間が食べた際に予想外の効果が出ないでしょうか?
過去には狂牛病の被害が話題になりましたが、人が原因の危険部位を食してから実際の発病まで8ー10年の時間がかかると言われています。
この様なゲノム編集牛の肉も、数年後に被害が出ないとも限りません。
その様な予想もされないことが起こるリスクを、何も知らずに、また知ることもできずに(表示もされないので)過ごしていることに危機感を感じます。
無闇に不安を煽るつもりはありませんが、危険の可能性を知らされる機会もない、という事実を知っておくべきだと思います。
子供の健康
基本的には日本政府は、国民の健康を守るつもりがない、と私は感じています。
自身の健康は自分で守らなくてはいけません。特に抵抗力がまだ弱く、成長に影響を及ぼしやすい子供は、大人が守ってあげなくてはいけないと感じています。
これらのゲノム編集食品は2019年8月から市場に出ています。
(正確には、出ているようですが、私たちには確認の術はありません。「表示義務はない」のです)
敵か味方かゲノム編集
夢の技術かもしれない。
一方、人類を破滅に追いやる技術かもしれない。
敵か味方かまだわかりませんが、そんな大事なことをほとんどの人が知らない現状があると思っています。
あなたの明日のパフォーマンス、子供たちの10年後の健康、様々な物に関わってくる食です。
一般的な情報収集をしていくと同時に、自分の体に聞いてみてください。
あれを食べるとなんだか調子が悪いなあ?
これは一般的には悪くない食事だけど、自分にはあわないかもなあ。
そんな体と耳の感度を高めてみて欲しいと思っています。