ウイルスって?
ウィキペディアより
ウイルス(ラテン語: virus)は、他生物の細胞を利用して自己を複製させる、極微小な感染性の構造体で、タンパク質の殻とその内部に入っている核酸からなる。生命の最小単位である細胞やその生体膜である細胞膜も持たないので、小器官がなく、自己増殖することがないので、非生物とされることもある。
うん?難しいですね。つまり、
ウィルスは、他の生物の遺伝子の中に自分の遺伝子を入れて増殖する。(自分を入れる能力も持っていない)ただ細胞が正常な物質と判別できず、ウィルスを増産し病気になる(このことからウィルスは生物学上生物とは見られないことも多い)
ウィルス感染すると
ウィルスが細胞内で大量に増殖すると、細胞本来の機能が壊れたりして、その細胞は死を迎える。
またT細胞を活性化してアポトーシス(細胞の自殺)を起こすこともわかっている。これは感染した細胞が自ら死ぬことで、周りの細胞にウィルスが広まることを防いでいると考えられている。
国際ウイルス分類委員会の分類では、全部で30,000株位のウィルスが見つかっています。20年位前アメリカの国立衛生研究所で人に感染するウィルスを整理してみた結果、平均的アメリカ人は一生の間に200回位ウイルスに感染していると言う報告がありました。このうち多くは風邪などの軽い症状か、あるいは症状を全く引き起こさないので、私たちは感染したことも気づかないですごします。
細菌って何?
ウイルスと全く違い、生物です。
最近は細胞分裂で自己増殖します。そして人の細胞に入っていくか、毒素を出して細胞を傷つけていきます。
大きさもデッカい! そして、抗生物質で叩くことができます(耐性菌の大きな問題がありますが、それは次回)
ウイルスに負けない為に
抗ウィルス剤の治療薬は少ししかありません(人の細胞に乗っ取っているので)
ウィルスに直接作用するものがありますが、今のところ自分の免疫機能を強くすることが唯一です。
感染しても、免疫力が強ければ、大きなことにはなりません。
ウイルスは粘膜の細胞から入ります。細胞膜を持たず、弱いので、手洗い、うがい、また、目を洗う、などで、流されます。なので、毎日の基本的習慣で予防できます。
また、流行している所にいかなければならない時は、10分おきくらいに水を飲み、胃に流します。
胃酸は強酸なので、ウイルスは死にます!
ここまで読んで下った方はお分かりですね。
マスクの目より、ウイルスがうんと小さいので、マスク自体でウイルスの侵入をシャットアウトすることはできません。(高価な特殊マスクは別)
他人につばなど飛ばさないエチケットと考えましょう。