マスク不足、トイレットペーパーがない!!!
巷で起きている事。
マスクの品不足、トイレットペーパー、ティッシュペーパーの買い占め。
なぜ?
マスクをしていれば、感染しない?
いいえ、ウイルスはマスクの目より、うんと小さい。通り抜けます。抗菌マスクはガードしますが、それも1回使い捨てです。使い回ししたら、返ってウイルスを撒き散らすことになります。
マスクは、咳や、つばを飛ばさないエチケットとして、使います。
WHOが3/1に次の発表をしました。
つまり、そうなんです。
マスクが要らない、と言うことではありませんが、安心のために買い占めなくてもいい、ということです。
患者さんと接触する医療関係の方や、本当に必要な方に届くように、配慮したいですね。
トイレットペーパーは、ほとんど国産なので、充分な在庫があります。
一気に買いに走った人たちで、一時的に店頭から無くなっただけです。
1973年、オイルショックをきっかけとした、トイレットペーパー騒動。
当時、政府が「紙節約の呼びかけ」を10/19に発表しました。このため、10月下旬には「紙が無くなる」という噂が流れ始め、買い占めが始まり、翌年3月、おさまるまで、どこのスーパー、薬局、大学のトイレからもトイレットペーパーが無くなり、たいへんでした。なぜか、砂糖もなかったなー。
47年も経って、うわさ、デマで人心がこれだけ動くのは、不安が元なので、やはり、正しい情報を常にキャッチすることが大切です。
日進月歩と言われていた時代から、秒進分歩となった今。
情報は生き物です。日々更新です。
病院には行かない?
(株)インプレス『シニアガイド』より
国の基本方針では次のように要請されています。
・感染の不安から適切な相談をせずに、医療機関を受診することを避ける。
・感染しやすい環境に行くことを避ける
・手洗い、咳エチケットなどを徹底する
・風邪の症状があれば、外出を控える
・やむを得ず外出する場合には、マスクを着用する
特に強調されているのが、いきなり医療機関に行かないことです。
ただし、高齢者や糖尿病などの基礎疾患を持っている方は、発熱の日数は2日をめやすにします。
このルールを守らずにいきなり病院に行ってしまうと次のような支障が発生します。
・病院が混み合って本来受信すべき重症患者が見てもらえない
・病院の待合室が、近距離で多くの人がいる感染しやすい閉鎖空間になり「院内感染」が起きてしまう。
新型コロナウィルスの治療薬はまだ、ありません。
だから、感染しても、家で家庭内隔離をして、しばらく様子を見てくださいと。くれぐれも、いきなり病院に行く事はやめてください。と、国も依頼しましたね。
意識を変える時
さあ、本当のことが徐々に伝わり始めました。
風邪に効く薬はありません。症状を和らげるために薬の力は素晴らしいです。
が、風邪はNotherapy、つまり薬だけでは治らないのです。
熱は白血球が戦うために必要なので、むやみに下げると、長引きます。(でも、すぐ解熱剤を使うのはなぜ?)
免疫力、体力が落ちている時に、病院に行くと、違う菌や、ウィルスをもらって帰ることになります。まずは、家で、2、 3日ゆっくり休むことが最良の方法です。(いつもと違う様子の時は、即、病院へ)
また、不安な人をターゲットに、「これを飲めば(使えば)免疫力が上がる」と言う物も、出ているようです。あり得ません!そんな夢のような物があれば、ノーベル賞です!
今、体力に不安な方は、生活習慣を見直す、いいチャンスです。ローマは1日にしてならず、です。
これからの人生のハンドルを安心、幸せ、充実に向けて、生きる時です。
周りの情報に振り回され無いためにも、意識改革が大切な、岐路に来たと、感じています。
今世、誰と、何をしたいのか?
誰を笑顔にしたいのか?
幸せってなんなのか?
ゆっくり心と話し合う、そんな時間を持ちたいですね。