第二の脳?いえいえ、脳が第二の腸なんです
腸が生まれて10億年。
脳が生まれてせいぜい6500万年程度と言われています。
脳は腸のおまけ。
腸が必要な栄養を集めてくるための出先機関でしかないのです。
腸内細菌の威力
神経科学と解剖学を専門とするユニヴァーシティ・カレッジ・コーク(アイルランド国立大学のひとつ)のジョン・F・クライアン教授が以下のような実験を行いました。
不安傾向の強いマウスに大胆な性格のマウスの糞便微生物を移植。
移植されたマウスはより社交的な行動をとるようになったことが確認された。
これらは人間にも応用できる可能性が高く、性格を左右させることもできてしまうと考えられています。
日本人しか持たない、腸内細菌
北米人は持たない腸内細菌を日本人はもっている。これにより、海藻の消化を可能にしているのでは?
人間は進化の中で、体の中の腸内細菌環境も変えて生きている。
上記の腸内細菌が性格を決める。というところが正しければ、民族による違いも腸内細菌で決められている部分もある?
では、どう生活に活かすか?
腸内環境を整えるのに、
ヨーグルトを食べる!
と答える人も多くいました。
これは100点とは言いにくいものです。
先程、北米人と日本人の腸内細菌の種類が違う。
という点がありましたが、日本人の腸に合う食事があります。
それはやはり、日本人が食べてきた食事でしょう。
性格、体質、健康、活力!
腸によって、腸内細菌の状況によって、あなたの多くの部分を決められているかもしれません。
病気で死ぬ直前の方の腸内細菌がどうなっているかご存知ですか?
また赤ちゃんの腸内はどうでしょう?
あなたの人生を変えるかもしれない、腸の世界。
ぜひ、学びにきてください。