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子供の食育

ライフコースアプローチ パパ・ママへ

妊婦さんが、しっかり栄養をとらないと、胎児期に栄養が貧しい状態で赤ちゃんが育ちます。
そうすると、低出生体重。胎児の時に、充分な栄養がこないと、外界は食糧難と誤認して、飢餓だ!というスイッチがオンになって生まれます。
そうなると、食べた物をなるべく体にためこもうとします。なので、大人になって、メタボリック症候群、高血圧,心疾患,糖尿病,乳がんになりやすくなります。

妊娠早期から栄養のバランスをとって、心も安定している事が、とても大事だという事が、統計的にわかってきました。
胎児期、幼少期からの成人疾病の予防が大切なのです。
遺伝子の情報より、胎児から出産後の生活をどう言う環境で過ごしたかが、健康の重要なカギだとわかっています。

それでも、痩せていたい? 一生の体調と引き換えでも?

現代は若い女性だけでなく、全ての年代で痩せ願望が強いですね。
若い女性の体重はどんどん減っています。この現象は、世界で日本のみとの事。
一昔前は、「小さく産んで、大きく育てる」と言われていました。が、低体重児が増えています。今では適正体重で産むことが大切とわかっています。
低体重児がそのまま大人になると、必ず糖尿病になるという、研究結果がでています。成人の鬱。子供の発達障害にも関わっているとの研究もされています。

ママのスタイルは変わりますが、天使のような赤ちゃん。パパとの絆の深まり。笑い声にあふれた家庭。何事にもまさる、幸せ、喜びがやってきます。

イメージしてください。素敵ですね。

ヘルシーエイジング

まだ、何もない時から、自分、家族で健康チェックをしていく事。
治療の前に予防が大切。と言われてきましたが、今はその前、「健康な状態を保つ」事がとても大事な時代となりました。WHOが言うところのwell being(ウエルビーイング)です。

ヘルシーエイジングとは、病気があっても、障害があっても、自立して元気に過ごぜるよう歳を重ねること。
日本の明るい未来は、私たちの責任です。

例えば、アルツハイマー(痴呆症につながる)は、発症の20年前から脳細胞にβアミロイドがたまって発症します。
しっかり睡眠をとらない事が大きな要因です。(熟睡すると、排泄されます。)
「眠らない若者」「眠れない高齢者」と言われています。
シンデレラではないですが、その日を超えないうちに、熟睡している事が必須です。

死因の1、2、3位は、感染る病気ではなく、生活習慣で作っていく病気です。
ですので、ライフコースでのアプローチが必要なんですね。

健康を人生の目的としなくてもよいように、健康な状態を基本としたいですね。
『健康は全てでは無いけれど、健康を失うと、全てを失います』本当に!

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