そもそも、災害って?
9月1日は防災の日でした。家族で話し合いをしましたか?
何気なく過ごしている平穏な日々。ですが、災害は時と場所を選びません。普段からその時どう動くか、確認し合っておくことが必要です。
災害は3種類に分類されます
・自然災害ー雨、風、雪、雷、長期の天候不順、冷害、地震、噴火など。
・人為災害ー列車、航空、海難、交通、原子力などの事故。火災、爆発、化学物質汚染、
テロ、そして戦争
・特殊災害ー人為災害の中でも、特殊な物。学物質関連の事故、テロリストによる攻撃など。NBC災害と呼ぶこともあります。核、生物、化学物質の頭文字の略で、それぞれの分野が関連し災害の総称と言うことで、そう呼ばれています。
日本は火山国です。海あり、山あり、川ありの自然に恵まれています。
反面、背中合わせに災害とも切っても切れない環境にあります。
突然の災害!その時あなたはどう動く?
ご家族でハザードマップを見たことがありますか?
あなたの住んでいる場所の、液状化の可能性、浸水想定、地震発生時、洪水、山崩れなどの災害リスク度合いが分かります。
さあ、その時にどう動く?
・どこに避難するか
・何を持ち出すか
持ち出す物の準備はできていますか?どこに置いてあるのか、家族みんなが知っていま すか?それを持って(背負って)どこまで避難することができますか?(体力は大丈夫?)誰が持ちますか?
・家族とどう連絡を取るか
一番気になるのは、大切な家族の安否です。いざと言う時にスマホだけでなく連絡が取れる決まりを作っておくと良いです。落ち着いたら最終集合場所を決めておくなど。
防災アプリについて
危険を知らせてくれるアプリがたくさんあります。
スマホの防災アプリ、県の防災アプリなど。何らかの正しい情報を手に入れるグッズを持ちましょう。
一番危険なのは人の噂です。小さな不安が人から人に伝わると、尾ひれがついて、現実ではない妄想が膨らんでいきます。この流言に左右されると、正しい判断力をなくし、残念な結果につながる事もあります。
テレビの情報も、それだけに頼ると偏ります。複数の情報を取り、最後はご自身の判断が大切となります。判断材料を持つために、地域の防災情報に動やったらアクセスできるか事前に調べておくと良いです。(防災情報 〇〇市)でも出てきます。
静岡県総合防災アプリ
避難グッズ点検
水ー1人1日2ℓを3日分(家族分となるとなかなかな量です)
非常食ーアルファー米(水でおいしいご飯ができます)、レトルトのお味噌汁など。東北の震災時ではパンや缶詰、おにぎりなどはすぐ届きましたが、新鮮な野菜や果物はなかなか手に入りませんでした。
炭水化物(おむすびやパン、パスタなど)、タンパク質(肉、魚などの缶詰など)、脂質は、お腹がすいた時それを埋めることができます。が、ビタミン、ミネラルが不足すると、代謝がうまくいかず、ひいては免疫力が落ちます。
災害時は新鮮な野菜や果物は、なかなか手に入らなくなります。ビタミン、ミネラルがエキスとして手軽にとれる、プルーンエキスなどが栄養補助に最適です。
薬ー常用している薬はもちろん、お薬手帳があるといつでも処方してもらえます。
貴重品、情報収集用品(携帯電話/充電器も含む、携帯ラジオ)、その他生活用品
これらを非常持ち出し袋などに入れ玄関等いつでも持ち出せる場所に置きます。
時々家族で点検し、避難について話し合っておきます。
さぁ、その危機からどう逃げる?
宮崎からのご提案
何よりも家族で話し合うこと。コミニケーションがうまくいっていると、非難もスムーズです。
ご自身でも、何が1番大切なのか。どう生きたいのか、どうありたいのか。普段から自分に問いかけておくことが大切だと思います。
とっさの時は、なかなか判断ができにくいのです。
一瞬の判断が生死を分けることもあります。自宅の周りの危険な所、避難場所など、家族みんなで確認しておくことをお勧めします。