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男性更年期障害

えっ!男の更年期?

更年期って女性だけと思っていませんか?
「最近パワー不足だ、、」「もう少し寝ていたい」「今日は仕事に行きたくない」などと感じる事はありませんか?
もしかしたら男性更年期障害かもしれません。また大きな病気の前触れであるかも。

『女性の更年期は、閉経期を挟んだ数年間であるのが一般的なのに対し、男性更年期障害は40歳以降60代70代でも発症の可能性があります。女性より長期間辛い思いをすることもあるのです』(大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学(泌尿器科)准教授.辻村晃先生談)

どんな症状?
①性機能関連症状ー性欲の低下、ED (勃起障害)
②精神心理症状ー抑うつ感、落胆、不安、疲労感、記憶力や集中力の低下など
③身体症状ー発汗やほてり、睡眠障害、関節、筋肉関連の症状などが出てきます

つまり
・やる気が出ない
・集中力が続かない
・体毛が薄くなった
・身長が縮んだ
・イライラしがち
・勃起力が弱くなった、性欲が減ったなどです

これらの症状が重なっていたり、別の症状を助長したりするので、とても厄介です。
例えば最近何かと話題になっているうつ病ですが、その前触れとも言われる抗うつ感がEDを招く。また反対にEDが抗うつ感を招くと言う関係がわかっています。

テストステロンの作用臓器

脳、皮膚、筋肉、肝臓、腎臓、生殖器、骨髄、骨など、生きる活力を与える「元気ホルモン」であり、健康長寿の鍵を握ると言われています。

日本新薬HP 大阪大学大学院医学系研究科循環器科准教授 辻村晃先生資料より

 

原因

・テストステロン(男性ホルモン)の分泌量が減る事が原因と考えられています
このテストステロンは、「筋肉や骨を強くする」「性機能を正常に保つ」「行動力や判断力を高める」といった役割を持っています。分泌の最盛期は20代。加齢とともにその量が減ってくると、性力が落ちたり、じっとしていても汗が出たりと、様々な心身の不調が起きてきます。
・ストレスや環境の変化 など様々な外的要因も関わっています

テストステロンの量は人によって違います。
もともと多い人は、縄張り意識や仲間意識が強くなる傾向があり、社会とのつながりも強くなります。一方、人の意見に耳を傾けない人が多いようで、共感力が低いといえます。
逆にテストステロンが少ない人は、共感性の高い人です。他人のことを考えすぎて、それがストレスとなることがあります。
ですので、どちらが良いとは言えませんが、心身に不調を感じたらメンテナンスが必要となります。
中でもEDは日本人の有病率は世界的にも高いといわれます。ストレスを受けやすい社会ということも背景にありますが、EDを自覚したら早めに診察を受けることが大切です。なぜなら、命に関わる病気のサインかもしれないからです

また睡眠時間が5時間以下の男性は、7時間以上の男性より睾丸が小さい。日常的に睡眠時間が4〜5時間の方は、テストステロンの量が10歳年上の人と同じということがわかっています! (= 10歳老化している)  加齢は避けられないので、なんとしても質の良い睡眠をとることが大切です。

活力に溢れ充実した日々を送るために

仕事や付き合い、ストレス社会の中で、切磋琢磨して頑張っている男性のみなさん。
ご自分の心身の変化や、不調に気づいたら、忙しいからと後回しにしないで、しっかりと体の声に耳を傾けてください。
特にEDは相談しにくく、後回しにする方が多いです。
怖いのは、高血圧、高血糖、高脂血症とつながっていることがあり、狭心症や心筋梗塞など心血管疾患を患った男性のうち67%は発症の平均3年9ヶ月前にEDを自覚していたとの調査結果が出ています(2003年発表)

宮﨑からのご提案
家族と笑顔で食卓を囲む
質の良い睡眠をとる
週に1度はゆったりと自分を解放する時間を持つ
心身の不調に気づいたら忙しくても迷わず受診する

「健康は全てではないけれど、健康を失うと、全てを失う」これ、本当です。
どんな人生を誰と創っていくのか。そして死ぬ時になんて言って死にたいのか。
秋の夜長に一度向き合ってみることをおすすめします。

 

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